女性の妊活の際に、男性側の理由により妊娠が見込めない場合にパートナー以外の男性から精子だけを提供してもらうケースがあります。日本ではあまり認知はされていませんが、精子提供や精子バンクによって誕生する命も想像以上にいらっしゃいます。海外ではそのような非配偶者人工授精がポピュラーとなりつつあります。
精子バンクとは、男性から提供された精液を冷凍して保管する機関・施設です。妊娠を望む女性に、保管していた精子を提供します。全く知らない男性の精子というわけではなく、ある程度精子提供者のプロフィールを知ることができるので、自分が望む遺伝子を持つ男性かどうかを把握して利用することができます。パートナーが無精子症などの男性不妊のために妊娠できないと判断されたカップルや、男性との性交渉は行わずに子どもを育てたいと願う同性愛の女性、結婚しないままで子供だけを産み育てたいと思う女性など、様々な女性が対象です。
精子提供とは、こうした精子バンクなどへ自分の精液を提供したり、インターネットなどを通して個人的に知り合って性交渉や容器提供で精子を提供してもらう場合もあります。有償・無償どちらの場合もありますが、当会は活動理念として有償としています。
A.ブライダルチェックや産婦人科でも検査は受けられますが、費用や手軽さからインターネットで検査キットを購入してチェックするのがおすすめです。
1.5万円程度でクラミジア、淋菌、血液HIV(エイズ)、梅毒、B型肝炎、クラミジア、淋菌がチェックできます。「性感染症検査キッド」などと検索してみてください。
A.基本的には対面しての面談をお願いしています。遠方などで交通費のご負担などを考えて、面談と提供を同日に行うことは可能です。その際は排卵日等の日程を予め確認して都合よい日程をご相談ください。
しかしながら、対面での面談がどうしても苦手だったり、会うと精神的に子育てに影響があるとお感じの場合は個別にご相談ください。メールや電話での面談など臨機応変に対応します。
A.シリンジ(容器)提供の場合は、スターバックスなどのカフェやシティホテルのラウンジで待ち合わせして30分程度お待ちいただきご提供することがほとんどです。
どうしても他人の目が気になる場合は、カラオケボックスや非対面での提供方法をご相談ください。
直接精子提供の場合は、シティホテルやビジネスホテルをご予約いただいてお部屋にお伺いする場合もありますし、待ち合わせてラブホテルにご一緒に入室することも可能です。
A.毎月一回の提供がほとんどですので、数か月から1年程度の精子提供を継続される方が多いようです。最大で月2~3回の精子提供(排卵日の前後&直接提供とシリンジ提供の併用)を行った場合もございます。
特に制限はございませんが、当会は有償精子提供とさせていただいているためご負担が大きくならない範囲内での提供をお勧めします。
ただ、精子提供期間は直接提供は男性一名に限定させていただきます。
1か月以内に複数男性からの直接精子提供は認められません。また、男性精子提供者が変わる場合は都度初回精子提供費用および性病チェックのご提出をお願いしています。
A.現在、男性提供希望者を募集しておりますが、私以外の精子提供は見合わせています。事前に私以外の精子提供希望者と面談等のやり取りを経て、この人であれば!という方を探していますが、なかなか人数は増えませんし、私も責任を取り切れない部分もありまして実現に至っておりません。
ただ、地理的な問題や血液型の問題で私が提供できないケースもございますので、検討事項としていつか実現できる体制を整えたいと思っています。
A.提供精子を用いる人工授精 は任意の精子提供者や精子バンクからの精子を子宮内へ注入することで妊娠に至る方法です。健康な男性により提供された精子はその質も量も優良であることが多く、男性不妊やパートナーの理由により妊娠が見込めない場合に最も効果的な妊活方法になります。
提供精子を用いる人工授精は、男性に遺伝性疾患がある場合や精子が作られない場合(精巣機能不全)、若しくは男性パートナーのいない女性に適用されることが多いです。
A.これは考え方がそれぞれでありますが、現時点で法律的に問題がある行為では決してありません。主には倫理的な面で様々な意見があることは事実です。
少し古いNHKの特集番組でも話題になりましたが、それぞれの国の事情や、国内でも各個人での考え方に様々な意見があります。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3469/4.html
未婚女性が子供を望む場合、パ―トナーとの妊娠が見込めない場合の選択肢として精子提供を希望としてとらえる女性が多いことも事実ですし、結果、その後の人生を幸福に過ごされることができている方も多いことから、個人の考えで選択いただければと思います。
A.これはまったく平均的な妊娠までの提供回数というものはなく、1回で妊娠される方も多くいらっしゃいますし、半年から1年程度の提供で妊成功された方もいますので、何とも言えません。
が、比較的成功率を高める方法としては、やはり婦人科等で妊娠しやすいタイミングにあわせて精子提供を受けることが重要なようです。また、妊娠しやすい身体的な準備も重要なようなので、仕事が忙しかったり体調不良などがある場合は見合わせ、妊娠に向けて前向きな環境が整った段階が望ましいです。
また、確率的にはシリンジ提供よりは直接提供(ストレート提供)の方が妊娠率は高いようです。ご参考ください。
A.詳しい交通費はメールでご案内します。私は東海地区在住ですので、東京~大阪間で基本的に活動していますので、交通費もその範囲の新幹線往復代です。もちろん、こちらにお越しいただいても構いません。
詳しくは直接メールにてご相談させていただきます。
A.はい。二人目の赤ちゃん妊活中の方の精子提供依頼もございます。
基本的に面談のうえ提供可能であると判断した場合はご協力させていただきます。